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Posted by naturum at

2009年03月30日

JBトッププロの不正事件

友人のモッチーのブログを見ていたら・・・

JB本部】相羽純一の不正行為発覚に伴う除名について

平成21年3月29日(日)、千葉県高滝湖で開催されたJBトップ50シリーズ第1戦最終日に悪質な不正行為が発覚しました。
当日の受付前に綿井副会長が上位選手のタックルチェックを行った際、相羽純一がジュース缶に生きエサを保持していました。本人もその場で生きエサであることを認め、綿井副会長より報告を受けました。

翌30日(月)に役員会を開き、悪質な不正行為であることから除名処分としました。
JB・NBCトーナメントルール第22条8)に則り、過去の成績をすべて抹消したことを関係各位、JB・NBC会員に報告致します。

てな、内容の記事を見付けてああ、ビックリ(笑)

この人はバスプロの中でも有名な人で、トーナメントでも何回も優勝しているし、スポンサーもたくさん付いてる。
以前にも別のプロがバッカンの中にバスを隠し持っていたとして除名処分を受けていた。

こうなるとバストーナメント自体の存在が怪しくなるし、真面目にトーナメントを戦っている他のプロや、スポンサー、応援しているファンに対しての裏切り行為以外の何物でもない。

この話を昔トーナメントに参戦していた事もあるKOMOさんに聞いたら
「オイラも昔、琵琶湖でラインに繋がれた50UPのバス釣った事あるよ~(笑)」って言ってた。

果たして現在トーナメントに参戦している人達の何人がこういう不正行為を行っているのだろうか?
トーナメントを運営する団体(WBCだったっけ?ああ、NBCだ)はそろそろ考えなければならない時期に来ているのではないだろうか?

釣具業界の将来の為にも  


Posted by ぼびぃ at 22:20Comments(10)コラム

2009年03月27日

久々に

前回の釣果から暫く釣れなかったのだが、今日久々に2杯連発、が、しかし・・・






明らかにサイズダウン。

600g位のが2杯

潮は上げ潮で風が北東、流されるラインをコントロールしながらフォール中にラインに違和感が・・・
ラインスラックを撮ってアワセると乗っていたのだがドラグを出すサイズではない。
墨を吐きまくりながら寄ってきたのは1枚目の写真の奴。

コイツをランディングして次のキャストで2枚目の写真の奴。
同じサイズ・・・

コイツは橋の上に抜き上げ。

どうやらこのサイズの群が入って来ているようだ。
大物は何処へ?

昨年もそうだったのだが、大型の接岸の後に小型の群が入り、再び大型が入るというパターンなのであまり落胆はしていない。
ちなみにこの2杯共、アカイカタイプだった事も付け加えておこう。

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Posted by ぼびぃ at 20:29Comments(10)

2009年03月17日

心が折れなかった人


「心が折れる」

オイラがエギングの時に良く使う言葉。
夕方から何人かでエギングをしていてアタリもないまま時間だけが過ぎ、一人、また一人と帰っていく。
そんな状況で友人達に
「もう心が折れたの?」と、冷やかし半分に問い掛ける。

最近では皆も解っていて、「心が折れたので帰ります(笑)」
等と言って帰って行ったりする。
心が折れる要因は様々だ。

寒い、釣れない、腹減った・・・

が、しかし・・・

オイラは絶対に心は折らない!

納得行くまでシャクり倒して、蛙、いや帰る。

今日は橋に着くと海君が烏賊とのファイトのまっ最中。
オイラの車を見付けてピースサインチョキ
を出したので良いサイズがヒットしているのかと思いきや・・・

2杯目とのファイト中との意味だった汗

しかもかなりの良いサイズ。
ランディングして検量すると1杯目が1450g2杯目は2400g!
もうちょっと早く到着していればムービー撮影出来たのに・・・

2本キャッチして海君は大満足。
昨日もポッパーでチヌを釣っているので「最近、ついてるね~」なんて話しながら2人並んでエギング。
水は濁っているものの、まだ釣れそうな雰囲気。
暫くするとバーデハウス帰りの友人のゆうちゃんが通りかかり2人のエギングを見学

「早くイカ釣ってよ~ハート

「1kg位のが釣れたら引きを味あわせてあげるよ」

なんて会話を交わしながら30分程経つがイカからのコンタクトは無い。
ゆうちゃんはバーデ帰りで温まった体が冷え、風邪をひくといけないので帰宅。

また男2人で黙々とシャクる。
そして・・・・

「もう、心が折れたので帰ります」と、海君。
しかし、今日は良いサイズを2本も上げているので心が折れたというより、満足して帰ったと言っていいだろう(笑)

オイラは1人黙々とシャクる。

橋の上流側に移動して、上げ潮に乗せながら餌木を流す。
風が東よりなのでラインの角度やキャスト位置を調整しながらボトムまでフォールさせて2段ジャーク。
潮の流れがやや速くなり餌木が潮に乗って吸い込まれる様にフォールしていく様になった。
良い感じで餌木を50m程流した時。

大きくジャークさせたロッドに重みが乗った。
瞬間に根掛りではなく烏賊と解った。

「ジィィィィー、ジィィィー、ジィィィィ~~~~!!!」

スプールが勢い良く回転しまたたく間にラインが出されて行く。
昨日の3kgよりもスピードがある。ドラグ設定は全く変わらない。
かえって潮の流れはまだ緩やかなのに・・・

スプールのラインが残り少なくなり流石にヤバイと思った時にやっと走りが止まった。
烏賊は既に水面に浮いているが暗いのとかなり遠めなのでサイズは解らない。
ゆっくりとラインを巻くが、一向に距離は縮まらない。85デューロはバットから綺麗な弧を描き、風に煽られラインが「ヒューン、ヒューン」と音を立てている。
ゆっくりとランディングポイントに移動しながら距離を詰める。
実は明るい内に、ヒットした時を想定して右に寄るか左に寄るかを決めていた。
向かって左側は障害物も少なくシャローが続いており、降り易くもあるのでそちらに誘導しながら徐々に距離を詰める。
ようやく近くに寄ってきた。
薄明かりの中、波を立てて寄る姿は紛れも無い大型。
浅瀬に押し上げてランディング。
十分に水を吐かせてもずっしりと重い。
サイズ的には昨日の3kgとほぼ同サイズだが、検量するまで解らない。
が、近いサイズである事には間違いない。何故なら夕方、海君が釣った2400gよりも遥かにデカイからだ。




2800g!
昨日のサイズには及ばないもののモンスタークラスだ。
そして餌木はやはり・・・



モンスター御用達の球美の餌木
しかも昨日と全く同じ餌木。

今日の教訓
「竿は折っても、心は折るな!」

ね、会長(爆)

いよいよ
モンスター接岸警報発令!!!

タックルデーター

ロッド:ZENAQ Esperto 85Duro Jaffa
リール:シマノ アルテグラアドバンス 2500S
ライン:VARIVAS Avani Eging Max Pawer 0.8号
餌木: 球美の餌木(オレンジ松葉/横縞)


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Posted by ぼびぃ at 21:12Comments(19)エギング

2009年03月16日

3kgオーバーをキャッチ!そして・・・

実は昨日あたりから来そうな予感はしていた。

昨日の夕方、モジャと一緒に奥武島水路でエギングをしていたのだが、風もなく透明度も良く、潮も申し分ない。

ベストタイムを過ぎてもヒットは無かったので
「明日の朝だね」なんて良いながら帰路に着いた。

そして今朝の6時。
アラームと共に目が覚め何かに導かれる様に水路へ。
辺りは段々と明るくなりつつある。水路にはオイラ一人だけ。
餌木を下流側にキャストし、潮に乗せて流すもアタリはない。

一通り下流側を攻めて、上流側に移動。
潮が上げている時には上流側でのヒットも多いので、コチラもきっちりと探る必要もある。数年前に2kgクラスを連発させた時も同じ様な感じだった。
日も昇り辺りもかなり明るくなって来た。水路もボトムまでハッキリと見えるが烏賊の姿は確認できない。

餌木を20m程キャストしてそのまま潮に流しながらフリーフォール、10秒ほど落としてラインスラックを取り、ジャークすると・・・

「ズン!!」
一瞬、根掛りと思った。
が、次の瞬間奴はかなり強めにセットしてあるドラグからゆっくりと力強くラインを引き出して行った。
スピードは無いがかなりのパワーでラインを出して行く。
この時点で2kgオーバーは確信していたが、潮に乗って走っている為、正確なサイズはまだ判らない。
走りが止まり寄せにかかるが、流れを受けていてかなり重い。85Duroもバットからぶち曲がっている。
やがて鏡の様な水面に烏賊が浮いた。
「デカイ!!」
エンペラを水上まで出しながら大きな引き波を立てて寄ってくる奴は2kg台後半はありそうだ。
石積みを降りてランディング体制に入る。
が、ここでアクシデント!
石積みで足を滑らせコケてしまった!

烏賊は大丈夫か?「よし、バレていない」
足元まで寄せると更にデカく見える。
紅い斑模様は明らかにアカイカタイプのアオリイカだ。
ここで再びコケる。
腰を強打しつつもラインのテンションを緩める事はしなかった。
カンナは触腕にガッチリフッキングしている。
コケた時に既に太もも付近まで水没していたので膝まで水中に入りながら烏賊の首根っこ?を「むんず」と掴んでゲームセット!

水を十分に吐かせた後でもずっしりと重い。
メジャーを当てると優に外套胴長は40cmを超えている。
袋に入れて秤に吊るすと・・・・

やった!3kg越え!!
秤の目盛りは3kgを超え、3050gの手前で停止。
正確に検量すれば3000何グラムかだろうが、とりあえず3kg超えたので細かい事は気にせずに
3kgジャスト!
と、言う事で。




タックルと共に記念撮影。

ZENAQ エスペルト85Duro
このロッドで既に昨年から合わせると3kgオーバーを3本キャッチ。
2kgオーバーだけでも20本。

流石にしゃくり倒しているのでヘタリ感は否めないものの、デカイカハンティングにはなくてはならないオイラの頼もしい相棒。

そしてヒットした餌木は勿論。



球美の餌木
前回の2200gはブリーデンの4.5モンスターだったが、流石に奴も疲労が蓄積していたらしく昨日ノーズが折れてしまった。
今回の球美の餌木はオレンジ松葉の横縞
これも最近のヒット餌木だ。

が、しかし・・・
今日はこれだけでは終わらなかった。

まあ、この動画を見て驚いて下さい↓

余計な説明はいらないでしょう。

こんな事もたまにはあります。

そして更に

夕方の水路でオイラがチヌの群を発見、ルアーに反応しそうな雰囲気だったので、海君にポッパーをキャストさせ、トレースゾーンを指示しながらポッピングさせると見事にヒット!






初めてルアーで釣ったミナミクロダイ
サイズは45cmとかなり良いサイズ。




しかし烏賊は不発で、1kgクラスが追ってきたのみ。

「やっぱり明日の朝か?」
何はともあれ3kgクラスの烏賊を2本もキャッチ出来て、オイラ的には上出来な1日でした。

タックルデーター

ロッド:ZENAQ Esperto 85Duro Jaffa
リール:シマノ アルテグラアドバンス 2500S
ライン:VARIVAS Avani Eging Max Pawer 0.8号
餌木: 球美の餌木(オレンジ松葉/横縞)

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Posted by ぼびぃ at 23:03Comments(18)エギング

2009年03月16日

速報!出ました!3kg





今朝、出ました。
ジャスト3kg!

詳細は後ほど  


Posted by ぼびぃ at 07:37Comments(4)エギング

2009年03月13日

げーての会々長in久米島2日目

初日はいきなりの2kgUP、自己記録更新サイズのアオリイカを釣ってウハウハだった会長。
2日目も早朝から水路でエギングをするものの、東の風が強く釣り難い。
この状況だと風が南に廻り最悪のパターンとなる。初日に釣ってもらって本当に良かった・・・

さて、朝のエギングは当然のノーヒット。
軽く朝食を済ませてから銭田水門でライトゲーム。
ここではオイラが会長にキャストコースやルアーのチョイスを指示して、会長はオイラの指示どうりにルアーをチョイスし、キャスト。
以前に和歌山で会長が友人のガイドでチヌを釣った時の話をしているとその後にヒット!
釣れたのは・・・

18cmのミナミクロダイ
その時の動画はコチラ↓

その後は儀間、兼城港、真泊と回るも烏賊は不発。
そして再び

水路に戻りオイラがチビイカをキャッチ&リリース

残念ながら会長にはノーヒット。
潮が干潮に近かったので会長共々、橋の下に降りてエギングしたのだが・・・


昼食の後は水路のイーフビーチ側でライトゲーム。
会長のBOXからミノーを1本奪ってオイラはそれをキャスト。
南の風がかなりの強さで吹き付けて釣り難いのだが、浅瀬にベイトが寄せられている関係かガーラが小さいながらも連発!

ロウニンアジ

カスミアジ

オニヒラアジ

ギンガメアジ
あと1種類、テンジクアジを釣っていればヒラアジグランドスラムを達成出来たのだが・・・

会長はと言うと・・・
チェイスは何度もあるもののなかなかヒットには結びつかない。
ルアーをバイブレーションに変えてようやくヒットしたのは

初のカスミアジをゲット!
夕方も橋に行くものの爆風とも言える程の風が吹いており早々に断念。
その後は友人達との飲み会となったのでありました。

最終日、会長は有終の美を飾れるのだろうか?

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Posted by ぼびぃ at 16:39Comments(6)ショアフィッシング

2009年03月11日

マジで来やがった!

以前の記事で・・・

「会長、来るなら3月12日頃が良いよ」と、書きましたが・・・






この男、マジで来てるし

しかも・・・







釣ってるし!!(笑)

2450g!!
当然、会長の自己記録更新。

数日前に会長から連絡があって「休みが取れたので11日から2泊の予定で久米島に行きます」との事。

今日の午後3時
名古屋発の飛行機を1便乗り過ごし(爆)何とか会長は久米島に辿り着いた。

宿に荷物を置いて早速水路でエギング。

ちょっと前にデブ翔が700g程の奴を1本と2kgクラスをバラしていたので烏賊が入っているのは確信していた。
時合いまで暫く時間があるので会長と2人並んで餌木をしゃくる。

辺りがうっすらと暗くなり始めた頃、浅瀬の方から2kg近いアオリイカが泳いできた・・・
会長が餌木をキャストするものの烏賊は無反応のまま深みに消えていく。

そして20分ほど経った頃、オイラのロッドに
「ドスン!」と来た。

会長にムービーカメラを託して動画を撮影してもらう。
(昨年も同じ様な事があったような)

その時の様子はコチラ

キャッチしたのは



今年3本目の2kgオーバー
2200g

そして辺りが暗くなりそろそろかな?と、思った時に会長にヒット!
それが2450g

その後は2人で居酒屋で会長の釣ったアオリイカの写真を肴に盛り上がりました。



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Posted by ぼびぃ at 23:15Comments(17)エギング

2009年03月07日

2個体目を発見!

先日のサワヘビ発見の興奮もまだ収まらぬ本日。
2個体目となるキクザトサワヘビを発見!!



しかも前回の記事で願っていた大人のキクザトサワヘビ
全長48cmの雌の個体

今回は現場で写真を撮る余裕もありました(笑)
早速ホタル館に連絡
「2個体目発見しました~!!」

今回発見したのは前回の場所とは違う川。
しかも大人サイズと言う事もあり、これもサワヘビの生態を探る上での貴重なデーターとなりました。



環境省のSさんに発見の報告をすると物凄く喜んでくれて
サワヘビマスターの称号まで頂きました(笑)
専門家が調査して2年で5個体。
オイラが3ヶ月調査して2固体の発見。
オイラの観察眼もそうですが、ホタル館館長の的確な判断によるマニュアルがなければなし得なかった筈。

現にこの2個体共に専門機関が生息していないと判断した場所での発見。
研究室に篭って研究している人よりも、実際に現場に出ている人達の方が強いのだ。
烏賊の研究をしている先生が以前、釣りビジョンの五畳半の狼という番組に出演された際に、「漁師先生」と言う表現をされていた。
今ではアオリイカは3タイプ居ると言うのは定説になっているが、以前はアオリイカは1種といわれていた。
しかし、沖縄の漁師の間ではシルイチャー、アカイチャー、クヮイカとして区別されていた。
現場で常に生き物と接している人々の方がエキスパートなのである。
それは誰にでも可能性がある事。
普段、何気なく接している魚達でも我々アングラーが一番良く魚を知っているが、意外に研究者の間では知られていない事もあるかも知れない。


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Posted by ぼびぃ at 21:51Comments(14)インフォメーション

2009年03月06日

キクザトサワヘビを発見!

遂にあの幻のヘビと対面する事が出来た!




キクザトサワヘビ

以前にもこのブログでお知らせしたと思うが、久米島は昨年、キクザトサワヘビが生息するエリアがラムサール条約に登録されました。
キクザトサワヘビはイリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナと共に天然記念物に指定され、環境省のレッドデーターブックでも絶滅の恐れのある野生生物として絶滅危惧1A種とされています。

オイラは昨年の12月から環境省から正式な依頼を受けてキクザトサワヘビが生息するであろうと予測される地域の生態調査を行ってきました。
ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコほど生態調査もされておらず、その生態も殆ど判っていないキクザトサワヘビ。
発見されるのも殆どが偶然発見される事が多く、専門機関調査に入っても見付からなかった事も多い。
そんな謎めいたヘビを一目でいいから見てみたいと思っていた矢先にこういう調査の依頼がありオイラはホタル館の佐藤さんや、他の数人の方々と共に調査を開始しました。
時に膝まで堆積する赤土に足をとられ動けなくなり、時には30cm近いコンジンテナガエビや殆ど水の枯れた山頂付近の細流でオオウナギに遭遇したり、調査で入らなければ判らなかった事や新たな島の自然の素晴らしさを発見する事もできました。
沖縄では珍しいコマドリという鳥と遭遇したのも調査で入った山中での事でした。
しかし、一向にキクザトサワヘビは見付かりません。
専門家でも見付ける事の困難なキクザトサワヘビ。それでもいつか見付かる事を信じてオイラは調査を続けました。
そして運命の3月4日。
前日に雨が降り、その日も小雨がパラつく天気で、オイラは調査地点を2箇所回った後、夕方別の場所へ移動しました。
そこは前日にホタル館の館長が入って調査した地点で、「アオガエルのおたまじゃくしやミナミサワガニが生息しているのでサワヘビが居てもおかしくない」
と、聞いていた場所ですが、今までにサワヘビが見付かった事例の無い場所です。

調査開始の天候、気温、水温を記録し、殆ど水の枯れている沢に足を踏み入れました。
水が流れたであろう場所を遡行し、ある程度上ったところで引き返し、石をひっくり返しながらサワガニが居ないか調べていました。
そしてほんの僅か水が残っている水溜りにある石をひっくり返したときの事。
石の下に細くて黒い生き物が居るのを発見!


キクザトサワヘビだ!!

震える声を抑えつつホタル館に携帯で連絡。
およそ10数分後、館長と佐藤さんがすっ飛んできて(笑)開口一番

「おめでとう!やっと見付ける事が出来たね!」
と、言ってくれました。
他の誰よりも山に入り、他の誰よりもサワヘビが見たいと思っていたオイラの気持ちを2人は良く知っていたのでこのような言葉を掛けてくれたのでしょう。

調査という名目上、測定をしなければならないので一旦サワヘビを別の場所に移し体長等の測定をします。
この写真はその時に撮影したものです。
全長27.8cmの子供のキクザトサワヘビ。



背中にはオレンジ色の瞳大の斑点が2列に並び、お腹側はくすんだクリーム色。
非常に力強く、滑らかで生命力に溢れる体。
この発見でキクザトサワヘビの生態に新たな1ページが書き加えられた事には間違いありません。
測定後、キクザトサワヘビは元居た場所に戻しましたが、あれよあれよと言う間に土の中に潜り姿消してしまいました

オイラが発見した場所は普段は水は殆ど無いような場所だが、伏流水が流れていて雨が降ると一気に増水する様な場所。
現に翌日の調査ではまとまった雨が降り、その川の様相は一変していました。
川の水は深いところで40cm程の淵となり、木の根元からはそこに水道管があるかの如く勢い良く伏流水が溢れ出て、前日には見られなかった大きなミナミサワガニやオキナワアオガエルの卵塊も発見する事が出来ました。
恐らくサワヘビは伏流水の中を移動している事が考えられます。
だからなかなか見付からない。見付かるのは増水して川に出て来た所を見付かっているのが圧倒的に多いのではないか?
つまり伏流水がなければサワヘビは生息できないともいえます。
幸いな事に現時点ではサワヘビが生息するであろうエリアにはイタジイやリュウキュウマツの混生林が残っており、保水性もある事からかろうじて生息環境が守られています。
今回入った場所もキクザトサワヘビの保護区に指定された場所なので、調査という内容でなければ入れない場所でもある。
一方で、保護区にも係わらず勝手に山を切り崩して畑を広げている問題のある場所もある事は事実。
(恐らく今後はこのような事例には何らかのペナルティが課せられると思うが)

まだこれからも調査は続けていきます
そんな中でまた再びキクザトサワヘビに遭遇し、新たな発見が出来たらと思うとワクワクしてきます。

次は大人のサワヘビと遭遇してみたいですね。

  


Posted by ぼびぃ at 16:16Comments(9)インフォメーション

2009年03月02日

久々の連発

今日も夕方に水路へ
水路に到着してみると南東風・・・
エギングで南がらみの風はあまり良い結果は出た事が無い。
しかし、潮が下げから上げに入り水色も天候も悪くはない。最近は釣果はあまり聞かれないが今までの経験上、この潮とここ数日の状況なら釣れると思っていた。

餌木をキャストしてボトムを取りながら2段ジャーク。

地元群馬の友人にから電話が掛かってきたので、電話しながら餌木をシャクっていると、橋の真下でヒット!
サイズはそれ程でもなかったが、一旦電話を切り烏賊を抜き上げ



500g程のサイズ。
再び友人との電話を再開し、電話を切って20分程経った頃、橋の真下、ボトム付近でアタリらしきものがあり、餌木をしゃくり上げてフォールさせている時に白い影が餌木を付けて橋の下へ泳いでいった。
オイラはてっきり魚のスレ掛りかと思った。
引きの具合が一直線に走って行くし、掛かった奴が魚っぽく見えたからだ。
一旦止まった奴を橋の下から引きずり出そうと半ば強引にリールを巻く。すると・・・
一旦止まった奴の引きがおかしい。

烏賊特有の段を付けた引きに変わっている・・・

ひょっといて烏賊なのか?

ここからは姿が見えるまで慎重になる。
潮は上げ潮なので奴は潮に乗って真泊側に流されている。
ドラグを締めながらリールを巻くと水面には紛れも無い烏賊の姿が。しかもデカイ
何度か抵抗するものの浅瀬ランディング体制に入るが、中途半端な潮位で烏賊までの間に深みが点在する。
躊躇していたらバラす可能性があるので長靴のまま膝まで浸かって(長靴履いている意味なし)烏賊の所まで行き、ランディング。

この時点で既に2kgオーバーは確信していたが、果たしてその重量は・・・

2400g!
今年2本目の2kgオーバー



餌木はホログラムベースのピンクバック、縦縞

そして辺りが暗くなる頃にやはり橋の真下でヒットしたのは



1200g

更に今日は驚くべきシーンを目撃した。
それは烏賊がベイトを襲うシーン。
襲われていたのは20cm程のボラ、そして襲っていたのは2kgクラスのアオリイカ。
ボラの群が急にパッ!と、散ったので見ていると烏賊の姿が浮かび上がり、奴の触腕の中には既にボラが・・・
餌木を襲う時とは違って、凄い速さでボラの群に突撃していた。
恐るべし、烏賊の食欲。

その後は東絡みの風が強くなったので19:00頃終了。

いよいよデカイカのセカンドシーズンに突入か?

PS:会長、来るなら3月12日頃が良いよ


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Posted by ぼびぃ at 20:09Comments(13)エギング

2009年03月01日

リアクションバイト

コンビニで見付けて思わずリアクションバイト




フェネックの3月号なんだけど、表紙にデカデカと釣りキチ三平が・・・

内容は皆さんが買って見ていただくとして、オイラの釣り人生に釣りキチ三平は切っても切り離せない存在なのだ。

そもそもオイラがルアーフィッシングを知ったのも釣りキチ三平だったから。

オイラが小学生の頃、風疹で寝込んでいてその時に母親が本屋から買ってきた一冊の本。
それは釣りキチ三平の8巻。
「O池の滝太郎編」

三平はO池に生息するという幻の魚、タキタロウに挑戦するべく一平じいさん、ゆりっぺと共にO池へ。
そこで三平は白川のおねいちゃんが操るルアーという仕掛けを初めて目にして
「こんなもんで魚が釣れるんだから不思議だなや?」
と、素直な感想を漏らし、白川のおねいちゃんにいなかっぺ扱いされてしまうのだが(笑)その後、三平は「三日月湖の野鯉編」で釣り対決をした魚紳さんと再会し、ルアーフィッシングの手ほどきを受け、タキタロウと対決するというストーリー




三平がルアーと出会ったのはオイラがルアーに出会ったのと一緒だった。

そしてオイラには魚紳さんに該当する人物が居た。
それはもう亡くなってしまった母方の叔父。

叔父さんは古くからルアーに親しんでいて、昭和40年代の銀山湖や野反湖でニジマスやイワナをルアーで釣っていたという。
オイラがルアーに興味を持ち、叔父にその事を話すと、ルアー数個とロッド&リールをプレゼントしてくれた。

今でもハッキリと覚えているそのタックル。
ガルシアのロッドとABUのリール。そしてルアーはラパラ、ハイロー、レーベルミノーといったプラグと、トビー、ダーデブル、クロコダイルといったスプーン。

正に釣りキチ三平に登場したあのルアーやリールがオイラの手元に・・・


小学4年生のオイラにとってどれほど不釣合いなタックルかは当時の価格を知っている方ならお分かりだろう。
今の小学生がソルティガやステラを持っているのと同じと言えば今のアングラーなら解っていただけると思う。
当時はその価値などあまり解っていなかったからずいぶんと荒く扱って、リールは壊れ、ロッドは折り、ルアーはロスト・・・

ちょうどその頃、榛名湖でブラックバスが釣れるという話を聞き、一人でバスに乗って榛名湖に行ってブラックバスを釣りに行ったが当然ノーフィッシュ(爆)

ルアーにのめり込むと同時に釣りキチ三平にものめり込み殆どの内容は今でも覚えている程だ。

そんな釣りキチ三平の中でオイラが一番感動し、今でも心に刻まれている言葉がある。
それは魚紳さんと一平じいさんの台詞

それは三日月湖の野鯉編で
「俺は仕掛けやポイントを秘密にするのが大っ嫌いでね。」魚紳さん

「エサもポイントも仕掛けも公表しあって、みんなが仲良く釣る事が大切なんじゃ」一平じいさん。

今となっては賛否両論あると思うが、少なくともオイラのこのブログを見ていただいている方にはオイラの釣りにはこの「釣りキチ三平イズム」が生きている事を感じていただけていると思う。

オイラの釣りには釣りキチ三平は無くてはならない存在だし、これからもずっとオイラの中に三平イズムは息づいていくと思う。

また、釣りキチ三平65巻全部を読み返してみたくなった!

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Posted by ぼびぃ at 22:18Comments(6)コラム