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Posted by naturum at

2009年11月09日

初ハブ遭遇

久米島に住み始めて早8年。
やっとと言うか、とうとうと言うかこの日がやって来ました。





初めて野生のハブと遭遇!(しかも久米島型)

久米島に生息する生き物にはかなり遭遇してきた。
ヘビであればアカマタ、ガラスヒバァ、リュウキュウアオヘビ、そしてなかなかお目にかかれないキクザトサワヘビまで。
他の爬虫類でも、天然記念物のクメトカゲモドキや、リュウキュウヤマガメだって遭遇しているし、アオウミガメなんて嫌と言うほど見ている。
しかし何故かハブだけには遭遇した事がなかったのだ。

このハブは昨夜、夜の悪い遊びからの帰り、泊フィッシャリーナを通過中、路上を這っているのを発見。
一旦は通り過ぎたのだが、動きがゆっくりなのと背中にシマヘビの様な模様が見えたので「まさか!」と、思い車を停車させバック。
すると、タイヤに軽い衝撃が・・・・

轢いちまった!!

ただ、その存在を確かめたかっただけだったのに、島の人と同じく轢いてしまった・・・・
これがもしもハブでなかったら。

で、降りて確かめてみるとやはりハブでした(笑)

とりあえず安全な距離を確保し写真撮影。
役場では1匹2000円で買い取ってくれるので、捕獲しようかとも思ったのだが、相手は手負いのハブ
手負いの生き物ほど攻撃的で危険な奴はいない。
万が一噛まれようものなら2000円貰ってもそれ以上の出費だし、噛まれた後の後遺症もある。
正にヤブヘビになりかねないので可愛そうだがそのまま放置。
死骸は他の生物が処理してくれる事を願って帰路へ。

今日は午後から久米島ホタル館のお手伝い。
修学旅行生のリバーウオッチング体験のサポートの為に川へ入る。
一通り作業を済ませてからテラピア釣りへ。

何故テラピア釣りなのかと言うと・・・

久米島ホタル館で保護したチュウサギの餌の確保の為。



餌が取れなくて衰弱していたのを島の方が保護してホタル館へ持って来たのだが、元気になってからも度々ホタル館へ餌をねだりにやって来る様になったのだ。
まだ自然界では十分に自分自身で餌を取れるまで回復していないらしく、自然界に戻って自分自身で餌を取れる様になるまでの繋ぎとして餌を与えている。



チュウサギの口に合うサイズのテラピアを確保するのもなかなか大変なのだが、そこは日ごろのテクニックを駆使して餌を7匹程確保。



最近では餌が取れなくて餓死するサギ類が多いとの事。
そういえば以前ルアーにアタックして来たササゴイも居たっけ・・・

以前はトラクターの後を付いて回って餌を取るアマサギの群れを良く見かけたが、ここ数年は少数しか見られないし。
明らかに島の環境は以前と比べて悪化している。
それは陸上だけでなく海の中も同じ事。
パヤオのマグロもここ数年はめっきり数が減り、数年前ならパヤオのロープ際に必ず付いていた5kgクラスのメバチの群れも極端に減った。
島周りのリーフの常連だったカンモンハタもここ数年激減。
以前は畳石の周辺でソフトルアーで普通に釣れていたが、今は殆ど釣れていない。
アオリイカにしても今年は数が少ないような気がする。

数年後、この島の生き物達はどうなってしまうのだろうか?・・・

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Posted by ぼびぃ at 20:08Comments(8)島の生き物達