粟国~スーガマ~島周り(後編)

ぼびぃ

2008年10月16日 19:42

さて、マレーグマのおじさんの法律相談も終わり、粟国島を離れる事に
港の周りをちょっと散策してみたのだが、港近くの商店でこんな物を発見!



ひょっとしてガソリンスタンド?

そういえば店のおじさんは日石の服着てたけど・・・

で、フェリーが出発するのを見送ってから我々も粟国島を後に




島周りでもう少し粘ろうと思ったのだが、北風が相変わらず強く釣りにくい状況なので、思い切ってスーガマまで移動。

しかし・・・
風と波が喧嘩して釣りどころではない!

仕方なく島周りに移動。
トンバラ沖の曽根を探るが、てつ君のインチクに1度ヒットがあったのだが、タコベイトが切られて上がってきた。
引きの具合からするとイソマグロ。
気合を入れてしゃくるがノーヒット。
マレーグマのおじさんがまだ魚のコンタクトが無いので、船長が気を利かせてそのままナイトジギングに突入。

が・・・

マレーグマのおじさんのリールがこの後の悲劇の元凶となるとは全然思いもしなかったのだ。

ポイントはいつもの港の前の水深50mライン。
ベイトの反応も多く、しかもミジュンの群が何者かに追われている。
ここでてつ君のロッドに大物のアタリ!
最初はそのままやらせようと思ったのだが、なにぶんジギング初挑戦なので、とてもではないがこのサイズの魚は無理と判断しオイラとチェンジ。すると・・・

ドラグがおかしい!!
ロッドとリールはマレーグマのおじさんのwhippyと05'バイオマスター8000PG。
ロッドは全然問題ないのだが、問題大有りなのがリール。

ラインにテンションが掛かってもドラグがスムーズの出ず、いきなり限界に達した頃に「ギィィィー!」と、出てまたロックしてしまう!!

これは明らかにドラグ部分の異常。
原因は明白。メンテナンス不足

このリールの持ち主は釣行後のメンテナンスは水洗いだけであとは何もしない。
通常なら数回使用したらグリス注入したり、ベアリング部分への注油はしなければならない。もちろんドラグ部分の分解、清掃も簡単に出来るので必要事項。
しかも使用頻度が高く尚且つ、沖縄という高温で塩分濃度も高い海水地域ではメンテナンスしなければどんなに良いリールでも1年と持たない。

そういえば太一丸に置いてあったソルティガ・ブラスト
ローラークラッチが壊れ、逆転するようになり、丁度大会の時にD社の開発部門(ソルティガを開発した人)のF氏が来ていたので、リールを見せたらF氏はリールを見て一言
「鉄の塊になってる・・・」と、絶句(爆)

メンテナンスをしないとそこまでリールの性能は落ち、もはや使い物にならなくなってしまうのが沖縄の現実。

マレーグマのおじさんのリールも実は1回メーカーメンテナンスに出して、メインギアーとかラインローラー、ピニオンギアーなど一通り交換して帰って来てまだ3ヶ月も経っていないのにこの有様。
オイラのキャタリナも購入後、半年で既にゴリ感が出て、メーカーメンテナンスに出したのだ。
(この辺の詳細は後日)

結局、ドラグが言う事を利かず、かなり緩めにしてハンドドラグで対応したのだがリーダーブレイク。
魚の重量感からして20kgオーバーは間違い無かった。

その後、マレーグマのおじさんにも大物がヒットしたが、そのタックルなので当然ブレイク。
これでやっと理解できたらしく
「今度はソルティガにするよ」と、言っていた。
(この人はソルティガでも壊しかねないけど)

で、ここは質実剛健のペンリールの出番。
オイラの9500SSと、マレーグマのおじさんのジャーキングスティックの組み合わせでてつ君はインチク。
そして着底直後にヒット!
インチクを咥えて上がってきたのは7kg近いアオチビキ(オーマチ)
その時の動画はコチラ↓


オイラにもアタリはあったのだが、バラシのみ。
結局、インチクが当たっていた1日でした。


「リールのメンテは大事だよ」と、思った方はポチっとね。



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