あのルアーの正体は・・・
以前の記事でちょっと登場させた
ボーマー・ロングAの18Aというルアー。
てれぴあさんのご指摘の通り、アイのカラーや位置、そしてボディーカラーも一般に売られている18Aとは明らかに異なる。
両者を並べて見れば一目瞭然。
下がオリジナルモデル、上が例のモデル
ここで感の良い方は既に気付いているはず。
そう、このモデルはオリジナルの18Aをベースにしたチューニングモデルだったのだ。
と、言ってもオイラがチューンしたのではなくて、とあるビルダーさんが製作した物。
オイラが静岡に住んでいた頃、よく通っていた
アマノフィッシングさんで、購入したロングAなのだ。
アマノさんには色々なビルダーさんが作るルアーが販売されていて、トラウトルアーの名品、
村瀬ミノーや、
スギジグ、
ガウディと言ったルアーが販売されている。
そんななかの1品にラパラのマグナムや、ロングAをチューンしたルアーも販売されていて、仕上げの美しさに惚れて購入した1本。
結局、シーバスには使う事無く沖縄まで連れてきてしまったのだが、最近はこういうのもアリなんじゃないかな?
と、思い始めている。
悪い人の会でも話題になった
ラパラ解体新書を読んでいると、ラパラの持つポテンシャルの高さとか、釣果のみに拘った仕上げの部分などは現在流通しているルアーにはない、ルアーとしての本質に改めて気付かされたりした。
ラパラのみではなく、今回紹介したロングAやレッドフィン、へドンのルアーの数々などは発表から数十年経過した今でも現役で使い続けられているルアーだ。
ただ、残念なことに沖縄ではあまり使われているのを見た事が無い。
それはルアーの耐久性とか、飛距離の問題、カラーリングなどが沖縄には向いていないというのが一つの要因なのではないか?
これらのルアーは値段自体はリーズナブルな部類に入るので、これらの問題点を克服すれば沖縄の海でも十分通用するルアーなのである。
ざっと思いつくルアーだけでも、ラパラ・シャッドラップSSR-7なんかはアルミを貼ってウレタンでコーティングし、重量と耐久性のUPを施せばミジュンやリュウキュウドロクイと言ったベイトに付くガーラ等を狙えるルアーになるだろうし、CD-7、CD-9もその次期に入っているミジュン等のベイトにマッチさせられる。
ロングAに関してはシャローのフエダイ系の魚に効きそうだ。
そこで先ず手始めに
CD-9に変身してもらおう。
アルミを貼って、ウレタンでコーティングし耐久性と重量のUP、カラーはオイラの好きなマジョーラカラーをバックに塗装してマジョーラ・ミジュンカラーにでもしようか?
これらのルアーは多少の重量UPやチューニングではバランスを大きく崩さないのも魅力的な所。
それだけ最初の設計がしっかりしているという事の表れでもあるんだけど・・・
果たしてどんなルアーが完成して、どんな魚が釣れるかはお楽しみという事で
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